2007年11月09日

SL似顔絵-解説-

というわけで、似顔絵の解説に入りたいと思います。使用するペイントソフトは「ペイントツールSAI」(現在テスト版につき、無償で使用可能なWindows用高機能ペイントソフト)になります。他のソフトウェアでも代用可能ですが、トレス(写真等を基にして線画を作る事)に使用する曲線ツールが非常に使いやすく、オススメです。

まずは、アバターのスクリーンショットを用意します。なるべく太陽の位置は正午で、キャラクターが判りやすい角度、描きやすそうな角度で撮影する事をオススメします。今回は512*512ピクセルのスクリーンショットを使用しました。プロフィール欄に似顔絵を入れたい場合は、縦横の比率が違いますので、プロフィールに合わせた比率のスクリーンショットを使いましょう。

スクリーンショット(画像をクリックで拡大)
似顔絵用SS

用意が出来たら、ペイントツールSAIを起動させて、スクリーンショットを読み込んで下さい。
まずは、読み込んだスクリーンショットの不透明度を下げて、トレスしやすくします。(過程1)

過程1(画像をクリックで拡大)
過程1

次に、画面の左のほうにある「ペンと紙」のアイコンをクリックして、「ペン入れレイヤー」を新規に作ります。トレスはこのレイヤーで行います。曲線ツールを選んで、トレスを始めていきましょう。ブラシサイズは2.0に、色は黒にしておきます。(過程2)

過程2(画像をクリックで拡大)
過程2

それではトレスをはじめていきましょう。ペンタブレットを持っている人も、ここはマウスを使うことをオススメします。まずは画面の上のほうにある「+」アイコンをクリックして、画面を描きやすい大きさに拡大します。(200%程度がオススメです)

曲線ツールはある程度の距離を置きながら、マウスを左クリックしていく事で、滑らかな曲線を描く事が出来るツールです。スクリーンショットの曲線部分がカクカクしている「ポリゴンの角」が見える部分は、「角」部分を左クリックしていくと、キレイに曲線を描く事が出来ます。尖った部分を描くときは、一度右クリックで線を切るといいでしょう。

線を引き間違えた場合は、CTRL+Zを何回か押して、間違えた線自体を消しましょう。SAIに慣れている人は制御点ツールで直すのが早いと思います。

ここの過程が一番時間がかかります。慎重に、かつ大胆に線を引いて行きましょう。線を引くのはアバター部分だけで構いません。(過程3)

過程3(画像をクリックで拡大)
過程3

線を引く場所が見難い場合は、スクリーンショットのレイヤーを選択し、不透明度を変えることで対処します。不透明度を変えた後、ペン入れレイヤーを選択しなおすのを忘れないようにしましょう。

トレスが終了したら、スクリーンショットのレイヤーを選択、不透明度を0%にして、線の引き忘れがないか確認しましょう。(過程4)

過程4(画像をクリックで拡大)
過程4

これで原画が完成しました。次は色を塗っていきます。まずは色をスクリーンショットから拾い、パレットを作っていきましょう。

スクリーンショットのレイヤーを選択し、不透明度を100%にします。鉛筆ツールを選択し、画面の好きな部分を右クリックすると、その部分の色が描画色になります。これを使って、必要な色をカラーサークルの下にあるパレットに置いていきます。ペイントソフトで色を塗るような感覚で、パレットに色を置くことができます。

パレットが無い場合は、カラーサークルの上にある6つのアイコンの一番右をクリックしてください。色はなるべく薄い部分を取るのがオススメです。

過程5(画像をクリックで拡大)
過程5

パレットが完成したら、遂に色塗りです。まずはスクリーンショットのレイヤーを選択し、不透明度を「0%」にします。

次にアバターの基本カラー別に、レイヤーを作ります。アバターの基本カラーの数だけ、「端っこがちょっと折れた紙」のアイコンを押して、レイヤーを増やします。増やしたレイヤーがペン入れレイヤーの下にあることを確認してください。

出来れば判りやすいように、レイヤーに色別の名前をつけておきましょう。レイヤーをダブルクリックで選択すると、名前を変える画面が出てきます。ここに「紫」「肌色」等、使う色の名前を入れておくと、どのレイヤーがどの色か判らなくなったときに便利です。(私はよく入れ忘れますが・・・)

色分けしたレイヤーに、色を塗っていきます。塗る色のレイヤーを選択して、鉛筆ツールを選択します。鉛筆ツールのブラシサイズを10.0〜20.0程度に大きくしておきましょう。パレット上で色を右クリックして吸い取り、線画を塗りつぶしていきます。この時点ではまだ陰影の部分は塗りません。単色で塗っていきます。

SAIに慣れている人は、バケツツールを使えば簡単に塗りつぶす事が出来ると思います。ただ、ちょっとクセのあるツールなので、慣れない内は普通に鉛筆ツールを使う方がいいかもしれません。

ペンタブレットがある人は簡単に塗ることが出来ると思いますが、マウスでキレイに塗る為のヒントを描いておきます。

鉛筆ツールを使ってマウスで塗る場合は、少々はみ出てもいいので、まずは塗る部分を塗りつぶしていきます。はみ出た部分は消しゴムツールを使って削り取る感じで消していきましょう。ブラシサイズを切り替えることで、細かい部分もキレイに消すことが出来ます。

薄い色や白い色を塗る場合、塗った場所がわからなくなる場合があります。こういった場合は、全く別の色を代わりに使って塗っておきましょう。塗りつぶし終わったら、レイヤー選択画面の上にある、「透明部分保護」をチェックします。これにチェックを入れると、そのレイヤーに塗った部分以外は色がはみ出なくなります。チェックし終わったら、鉛筆ツールのブラシサイズを50.0程度まで大きくして、本来の色をササっと上から塗ってしまいましょう。

こうして全ての色分けしたレイヤーに色を塗っていきましょう。陰影をつける事がが出来ない、もしくはマウスを使っている人は、この時点で色塗り完成としても全く問題ありません。(過程6)

過程6(画像クリックで拡大)
過程6

遂に似顔絵も完成に近づいてきました。色塗りの最後は陰影をつけていきましょう。先程塗り終わったレイヤーを一つずつ選択し、「透明部分保護」のチェックを入れていきます。これにより塗りがはみでなくなりますので、陰影をつけていくのがグンと楽になります。

陰影の入れ方は光の方向を意識すると良いでしょう。光が入ってくる方向を自分の中で決めて、「ココだけは間違いなく暗くなるだろう!」という所だけにちょこっとだけ暗い色を入れるのが楽に陰影を入れるコツです。「なんとなくここは影になるかな?」程度の所に暗い色を入れていくと、収集がつかなくなることがよくあります。アニメを参考にするのも良いかもしれません。(過程7)

過程7(画像をクリックで拡大)
過程7

遂に色塗りがおわりました!後はちょっとした遊び?要素を入れて完成です。アバターの名前を入れたり、スクリーンショットを背景にしてみたり、背景を自分で描いてみたり…自分なりの要素を入れてみてください!

いくつかの完成例を最後に紹介しましょう。

1.名前を入れる(画像をクリックして拡大)
完成背景無し

2.スクリーンショットの背景を使う(画像をクリックして拡大)
完成背景SS

3.背景を自分で描いてみる(画像をクリックして拡大)
完成背景絵

簡単に紹介と言いつつ、長くなってしまいましたが…
自分のアバターの似顔絵を作るのは楽しいですよ!
posted by Zig March at 19:43| Comment(3) | TrackBack(0) | ハウツー
この記事へのコメント
こんばんわでし♪
やはり、ねこくちさんは絵になりますねw
かわいいですw
ライン書くのはイラストレータみたいなベジェ曲線使ったタイプのソフトの方がキレイにかける気がします(^^)あ、でもラインがキレイすぎると味がでなくなるか(^_^;)

ねこくちさんシューティングおもしろいですよw
でもシューティング下手なので結構やられちゃいます(T_T)
Posted by Hirodango at 2007年11月14日 22:02
遅くなりましたが、ありがとうございますー。

SAIのペン入れツールは、解像度に依存しない「ドローツール」的なアプローチで作られているのでオススメです。ベジェ曲線のようにハンドルを使って曲線を描画する訳ではは無いですが…イラストをペンで清書すると言った使い方に限定するのであれば、一般的なドローツールよりも直感的で便利な事が多いですー。
Posted by Zig March at 2007年11月26日 12:00
遅くなりましたが、ありがとうございますー。

SAIのペン入れツールは、解像度に依存しない「ドローツール」的なアプローチで作られているのでオススメです。ベジェ曲線のようにハンドルを使って曲線を描画する訳ではは無いですが…イラストをペンで清書すると言った使い方に限定するのであれば、一般的なドローツールよりも直感的で便利な事が多いですー。
Posted by Zig March at 2007年11月26日 12:01
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